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2008年2月24日 (日)

深夜バス顛末記

午後から夜までびっちりリハーサルした後は、翌日に備えて深夜バスで帰路に着く予定になっていました。

日曜日は某楽団の小編成演奏会。
13:30には楽屋入りしなければなりません。
通常ならば6:30には横浜に到着し、7:30には帰宅、仮眠の後準備をして余裕を持ってホール入りできるはず。
ところが、春の嵐は容赦なく訪れたのです。

Sdsc00698 盛岡を発ってすぐ、吹雪のため高速道路は通行止め。
下道を走ること数時間。
天候は回復の気配を見せず、通行止め解除の目処も立ちません。
バスの車内からブログを更新したのが午前2時ごろ。
一人でロシアの空港に降り立った日のことを、つい思い出したりしてました。

携帯端末(電子手帳みたいなもの)で文章を書いたりビデオを見たりインターネットしたり、携帯でメールを見たり、ipodで音楽を聴いたり、デジカメで地吹雪の様子を撮影したり、眠れぬ時間を真っ暗な車内で一人過ごしていました。

「まあ、仙台越えるころには高速にも再び乗れるだろう。2,3時間の到着遅延も覚悟しておくか・・・まあ、暇つぶしはいろいろ出来るさ・・・」
なんて高をくくっていたら、甘かった・・・

一向にやまない地吹雪。
ひとつ、またひとつと電池が切れていきました。
まず携帯が、続いて省電力モードで慎重に使っていた電子手帳が真っ暗になりました。
そして、撮りためた写真を見て楽しんでいたデジカメが沈黙し、とうとう音楽プレイヤー・ipodも・・・
そのせつなさたるや・・・

明け方近くにはお隣の席のおばあさんに異変が・・・
一段と激しくせきをし始めたと思うと、
「××××××~!!」
激しいうめき声(?)とともに、嘔吐・・・(食事中の方、ごめんなさい)

ようやく横浜に辿り着いたのは12:30頃。
実に14時間も車内に閉じ込められて過ごしたのです・・・
これって成田からフランスまでのフライト時間とほぼ一緒。
それを高速バスで追体験する羽目になるとは・・・

本番にはどうやら間に合いました。
が、なかなか貴重な体験でしたよ・・・

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コメント

何と!!??14時間缶詰めですか・・・。
そんなに荒れた天気だったとは(*_*)
バスが出発した後も盛岡は、さほど雪も降らずに風も少し強くなってきたかなぁ?って程度だったので、無事着くだろうなぁと思ってました。
これに懲りずにまた盛岡へいらしてくださいm(__)m

投稿: いの | 2008年2月25日 (月) 19時40分

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