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2008年7月 8日 (火)

シャンパンと自己嫌悪

今日は自宅にてお仕事。
晩御飯は母がご馳走してくれるという。
お言葉に甘えてお邪魔すると、今日は新しい料理にチャレンジするらしい。
鱈とトマトとズッキーニとあさりを白ワインとガーリックでなんたらしてパセリをなんたらしてバターをなんたらするらしい。
で、白ワインがないからなんか持参せよ、とのこと。

手ごろなちょうどいい白が見当たらず、冷蔵庫にあったシャンパンのうち安そうなやつをピックアップ。
ポムメリー・キュベ・ルイーズ。
クリスマス定番のノンアルコール・シャンパン風ジュースのシャンメリーみたいな名前だったので、これでいいや、と母上に献呈。

4分の1ほど料理に使って、残りを飲んでいたら、これが案外うまい!
しまった!この味では結構グレードの高い発泡ワインだったりして・・・
あまり詳しくない僕はしげしげとボトルを見てもわからない。
”メルシャン”と見ただけでやっぱり安そうに感じる。
でも、本当に美味しい。

で、インターネットで見てみたらそこそこいい値段。
ピノノワールとシャルドネ?
いくらワインに疎くてもそれぐらいは知ってる。
そうでしたか、と、素性のはっきりしたところで続きを飲むと、なるほどしっくりきますね。
赤を勉強中の僕ですが、白もまた奥深い…

で、程よく酔っ払ったところでここ数日の自分の反省がたっぷりと思い出されました。
酔った勢いでつらつらと反芻。

土、日のリハーサルは精一杯準備をして臨み、時間の使い方も検討し、本番までの流れも意識したかなり本気前回のリハでした。
人それぞれ好みもあり、評価はまちまちでしょうが、問題点も心配な部分もきっちり浮き彫りになった練習でした。

しかし、練習中に潤滑油のつもりでしゃべる与太話がいまいち・・・
う~ん、考えてしゃべっても見透かされちゃうし、アドリブでも滑る。
つまり、自分の中の材料を、常に沢山、常に入れ替えながら新しいものを、ストックしなければいけません。
お医者さんや棋士とも似た商売ですね、指揮者は。
その上でみんなを楽しませて、更に効果も出さなければいけない。
どちらかだけに専念できたら、どんなに楽で、どんなにつまらないでしょう。

で、さらにそのあとのミュージカルの稽古。
前半から後半にかけての歌付き踊り付きのほぼ流れ通りの稽古。
問題を感じる部分が10%
感動で目頭が熱くなる部分が90%

ちょっと甘いかな?
いや、でもこれが偽らざる感想。
自分の書いた音符が、“音”になる感動。
みんなの情熱が形になる感動。
そして、自分の書いたものへの愛情。

しかし、ついそのあとのコメントで言ってしまった。
「いい曲だね!」と。
冗談半分でネタのように言ってるうちは良かったんだけど、この日のタイミングはいまいち。
ああ、もう言えないなぁ、自分の口からは。

「口は災いのもと」、「好事魔多し」をイヤというほど体験してきました。
でもまあ、これも流れの一部なのですよね、きっと。

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コメント

ポメリーをお料理に使うなんて、贅沢の極みですね。
ってか、もったいない・・・。

投稿: | 2008年7月 8日 (火) 07時49分

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