一期一会の演奏会
大学生のみんなとの演奏会が終わりました。
十分に練習時間の取れる一般の大学と違って制約の多い医療系理系大学。
その上、青森・三陸・東京・神奈川とメンバーはバラバラ。
それが少ない時間、お金をそれぞれ必死に絞りだして一つの舞台を作り上げます。
どんなステージでも、やっぱり常に一期一会で、同じ時間など存在はしない。
そんな当たり前のことを、再び強く感じさせてくれる素晴らしい本番でした。
これで一旦この楽団との付き合いもおしまいということで、本当に、すごくさびしい…
午前中からの長いリハーサルだったにもかかわらず、練習でやったことをほぼ出し切った、緊張感と集中力の切れないステージはプロも見習わなければいけない、と強く思いました。
どの楽器にとっても、本当に難曲で、それでもここまで立派に作り上げたのはやっぱりみんなの底力なんだろうね。
手とり足とり教えてあげる時間など到底なく、みんな手さぐりで練習しながら、それでも容赦なく要求する僕の音楽に見事に応えてくれました。
一人一人ともっと話しがしたかったなぁ…
君はこんな風に変わったね、あなたはこんな風に良かったよ、etc.....
ゆっくり話をしましょう。
鍋でも食べながら。
屋上で。
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