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2008年12月12日 (金)

新しい楽譜

閉店する楽器店が楽譜のたたき売り(?)をしているらしい。
と、教えてくれた友人が数冊のスコアを買ってきてくれた。

新しいスコアを開くのって、なんだか新しいプラモデルの箱を開けるみたいだ。
曲は知ってる。
でも、仕組みや細部はよくわからない。
ばらばらの部品を丁寧に組み上げて、よく知っている元の形に完成させる。
そんな気持ちでページを開く。

マンガのように思える時もある。
省略したり符号化したりして少ない情報で壮大なドラマを表現し行間を想像力で埋める、と言うのがマンガの良さであり楽しみであり、時にはそこに芸術性を見出すこともできる、と僕は思っている。
スコアの中で音が、メロディが、フレーズが、アイディアが、色彩が、キャラクターが…、踊りだす。
マンガのように明確に。

小説のように思える時もある。
絵画のように、版画のように、映画のように、思える時もある。

オペラだから、映画音楽だから、交響詩だから…ではない。
楽譜自体がそう見える。
音が頭の中で動き出す。

手書きの楽譜だともっともっとそれが肉迫して感じられる。
今の楽譜はコンピューター浄書が多いのでちょっと無機質…
僕も基本的には手書きでしか作曲できない。
昔の楽譜は、職人がスタンプや手書きで清書している。
♪の旗などはほとんどフリーハンドらしい。

でも、こんな風に想像力が広がるのはオケやブラスのスコアとソロピアノ譜のみ。
ヴォーカル譜や器楽譜ではもう少し現実的になっちゃう。
世界が開くのに少し時間がかかる。
なんでだろう?

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コメント

のだめを読み返してたら、
指揮者コンクールの1次予選でハイドンが出てきてました。
みんな嫌がってた・・・。

投稿: | 2008年12月13日 (土) 11時06分

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