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2009年4月12日 (日)

アンドリュー・ワイエス

20090411105143 今日は福島。
午前中空いていたので福島県立美術館へ。
僕がここを訪れる目的の第一は「美術館自体」を観たいということ。
それから常設展の「アンドリュー・ワイエス」「ベン・シャーン」「山田正晃」「斉藤清」を観ること。

偶然、企画展でワイエスを特集しているのを知った。
それもあって朝食もそこそこに美術館に向かう。

僕のようにあまり美術全般に明るくない者でも、ワイエスぐらいは知っている。
ワイエスの父上はアメリカのデザインアートの先駆者だと言われているし、ワイエス自身の息子も絵描きと画商をしている。
アメリカ人として、かのメトロポリタン美術館で個展を開いたのはこの人が最初のはずだ。

館内に入ってまず驚いた。
ワイエスは今年の1月に亡くなっていた。
まだまだ現役でバリバリ描いてると思ってばかりいた。
残念だ。
入館料を払ったらお札がなくなった。
何としても画集を手に入れたかったんだけれど、それはおあずけ。

ワイエスはリアルな画風で、光と影の作家だとよく言われるらしい。
僕の印象はちょっと違う。
精緻な筆致だが作風はもっとロマンチシズムに溢れている。
光を描くのはこの人の得意技だが、影との対比で光の存在が活きるのではなく、光の存在感が確固としてあった上でそこから生まれる影が描かれている、と思うのだ。

世の絵描きさんたちはこんな世界にみんな生きているんだろうか。
畏敬の念と共に、強く憧れる。

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