誰が為でもなく、ただ、其の為に
ここのところちょいとハードなスケジュールである。
忙しくて大変、というほどでもないのですよ。
ただ、予定の組み方が無茶なだけ。
もっと楽な生き方も、楽なやり方もあるのかもしれない。
でも、鈍くて疎い僕にはそれはできない気もするし、やりたくもない。
でも、何の為に?
少しでもできる可能性があるから、
そうした方がプラスになる可能性が高いから、
その方法を選ぶのです。
そうせざるを得ない、と思うのです。
すべては素晴らしい演奏の為に。
素敵な演奏会の為に。
どのオーケストラにも。
もっと楽にもできる。
でも、可能性が残っているのに妥協するのが嫌なだけ。
お金も体力も損しているのはわかっているんです。
でも、何の為に?
その問いに対する答えは、「自分の満足の為」
いい演奏ができて、奏者も聴衆も笑顔になれば、とっても嬉しい。
そうなれば自分が満足。
そういう意味での「自分の為」
ひとつだけ悲しいのは、「本番後の打ち上げ」に出られない時があること。
「酒なくて、何の己が命かな」
と詠んじゃうほど酒呑みではないけれど、
打ち上げまでが本番です。
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