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2009年8月11日 (火)

祈り

今年も父と母は広島と長崎に出向いた。
暑く長い一日だったという。
長崎市長は、核保有と思われる国へ、ここへ来て見てほしいとのメッセージを送った。
公式のレスポンスは未だ無いという…

人は忘れる生き物だそうだ。
辛い記憶も楽しい記憶も、だんだん「思い出」になり、
そしてだんだん「思い出さなく」なる。

熱かっただろうに…
痛かっただろうに…
辛かっただろうに…

人が人を殺すという狂気。
誰かに「死んで良い」と思われる理不尽さ。
憎むべきは落とした人間より落とさせた人間だ。
そしてもっと憎むべきは爆弾ではなく、悪意と殺人の意思を落とさせた人間だ。
つまりは日本の先導者たる人間たちだ。

理解できることではない。
認められることではない。
忘れて良いことではない。

6日の朝。
テレビのほとんどはタレントの失踪のニュース。
60年前に何があって、そこから何を反省し学ばなければならないか。
知らないことは「恥」ではなく、「罪」なのだ。

知らなければならない。
考えなければならない。
伝えなければならない。

歴史上は過去のことであっても、今現在この地に生きる我々にとって、そのことは過去ではない。
今もどこかで続き、そして始まろうとしている「狂気」について、今考えなければならない。
この世界は「戦争で得をする人間のもの」ではないから。
「戦争で辛い思いをする」僕らの世界であるから。
そして僕らは「被害者の国」に生まれた、と勘違いしてはいけない。
「加害者の国」でもある、ここに生まれた僕らが、戦争をして良い理由はどこにもない。

思う
想う

20年以上も昔、高校生だった頃に初めて広島を訪ねてから、その後も何度か行く機会がありました。
いろいろ案内して下さった兄弟のおじさん、喧嘩しながらリアルに当時の生活を語ってくれました。
めし(盲)いた目から大粒の涙をボロボロ流しながら“その日”のことを話してくれたおばあちゃん、臨場感があり過ぎて鳥肌を通り越して寒気がしたのを思い出します。

今では皆さんお亡くなりになりました。
でも、話して下さったことは覚えているつもりです。
これからも、なにもできなくても、忘れずに考え続けます。

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» はめまくって42マンもらったし!(笑) [下半身デロ夫]
ツレがやってみろいうから試してみたらマジでやるだけでオンナがコヅカイくれるし(爆笑) あと三回ぐらいヤッたら車でも買うし(爆笑) [続きを読む]

受信: 2009年8月11日 (火) 04時15分

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