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2010年1月14日 (木)

今日の1曲

幾つか立てた今年の目標の一つ。

一日1曲は音楽を聴こう、と。
仕事以外に。

意外と仕事以外に音楽を聴かなかったりしちゃうのです。
音楽好きのはずなのに…

で、まあ聴いた曲の感想などをぽつぽつと語ったりいたしましょう。

昨日はハチャトゥリアンの交響曲第2番「鐘」を。
今日はデュティーユの交響曲1番と2番を。

デュティーユはご存じ現代フランスを代表する作家。
学生時代に「メタボール」という曲に感動してそれからいろいろ聴いてます。

なぜかイタリアやフランスには交響曲の大家たる作曲家が目立たないのですが、この人はまさに正統派交響曲作家と言えるのではないでしょうか。
フランス印象派の偉大なる先達たちの影響を受けながらも、ある種厳格な形式感を持ち、しかし従来の交響曲の形式にとらわれず、またしかし均整のとれた構成感を拠り所とする、そんな近代交響曲の理想の一つが具現化されているように思えます。

多くの作曲家が登竜門として挑むあのローマ大賞を22歳の時に受賞し34歳で満を持して発表した交響曲第1番。
1楽章パッサカリアから始められ2楽章スケルツォ3楽章インテルメッツォと続き、4楽章フィナーレに至る。
パッサカリアによって変容されていく主題は王道のソナタ形式を踏んでいないにもかかわらず、最終的には4楽章の6つの変奏へと、全体を支配しているように思えます。
なんだか聴いていてスカッとするシンフォニーです。

第2番「ル・ドゥーブル」はオーケストラの前に小編成のオーケストラを置く、言わば「合奏協奏曲(コンチェルト・グロッソ)」の形です。
3楽章が有機的に繋がりつつ独立して存在する、真新しい試みではないにせよ楽しい交響曲です。

まあ、ここで曲の解説をしても始まりません。
百聞は一見に如かず、いや一聴に如かず。
一度「アンリ・デュティーユ」をお聴きあれ。

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