この世は何でできているか?
子供の頃から疑問だったことの一つ。
「この世のものはいったい何でできているんだろう?」
マニアックな話ではないので興味のない人も読んでもらいたい(ウソ)
まず「モノは分子でできている」と教わった。
水は水分子、油は油分子。
そして、「分子は原子(アトム)でできている」と知った。
水分子は水素原子と酸素原子。
「全てのものは最小単位まで分解すると、原子という名のまったく同一素材でできている」
ということならそこでお終いなのだが、「原子には100種類以上(現在は118種類?)ある」と言うからにはそれぞれが違うものであり、最小単位とは言えない。
では「原子は何でできているか?」となるのだがこれはちょっと矛盾した文章。
「モノの最小単位が原子」ならばそれ以上細かくはならないから、である。
だから現代では原子はほぼ元素の事と言ってよく、もっと細かい粒子については「素粒子」という名前で呼んでいる。
で、ここからが面白い。
原子は原子核と電子で構成されており、原子核は陽子と中性子でできている。
これが最小単位?と思ったら大間違い。
陽子が発見されたのは1918年、中性子は1932年だからかなり昔。
今はそれぞれの構成物質にまで話は及んでいる。
ノーベル賞の受賞で話題になった「カミオカンデ(スーパーカミオカンデ)」ではこの陽子の寿命を調べるのも目的の一つで、10の33乗年と言われる寿命での崩壊を検証しているがまだ見つかってはいない。
いまのところこの寿命での崩壊はしない、と見られている。
これらの粒子を構成する素粒子はクウォークとレプトン、さらにゲージ粒子(ボース粒子)や未発見のヒッグス粒子も存在を予言されている。
クウォークはさらに3世代に、そしてそれぞれが2種類、さらに色荷によって分類される。
レプトンももちろん種類があり、ニュートリノも電子もここに含まれる。
力(強い力・弱い力・電磁力)はゲージ粒子を介してやり取りされ、例えば「光子」は“弱い力”の粒子である。
小林・益川理論にノーベル物理学賞が贈られたのは2003年。
その基礎理論はすでに1973年に両氏によって発表されていて、その理論の正確性が認められての受賞。
この例だけでなく、世界には未だ検証・証明されていない斬新で重要な理論があり、それがいつか大統一理論へとつながるといいなぁ…と思う。
「じゃあ第1世代のアップクウォークのG(緑)は何でできているの?」
そう、次の粒子への興味も涌いてきます。
とてもじゃないけれどそこまで詳しくはついて行けそうもないけれど。
「この世は何でできているか」は当分答えに届きそうもありませんが、
少なくとも僕は「愛と音楽とチョコレートでできている」と思う酔っ払いの夜でした。
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コメント
相互オナって約束だったけど、いざとなるとやっぱガマン出来ねw
http://onaona.mogmog55.net/tez1phc/
まー相手もチ○ポ欲しがってたし結局セクったんだけど、
つーいウッカリ中 出 ししちゃったo(〃^▽^〃)o
投稿: みんなホントにオナ鑑だけなの? | 2010年1月23日 (土) 16時12分