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2010年2月10日 (水)

アナログの喜び

アナログ時代の音源。
レコードとかカセットテープとか。
そのうちコンピューターに取り込んで管理…
なんて思っていてもなかなか進まないものです。

最近、コンマスのFさんからターリッヒ指揮/チェコフィルの新世界のレコードをお借りしました。
それをダビングするついでに幾つかのレコードをコンピューターに録音しました。
デジタルもののダビングではないので、“演奏時間=録音時間”…というわけでそうそう沢山出来るはずもなく、今日は、
「ターリッヒ指揮/チェコフィル演奏のドヴォルザーク交響曲第9番」
「渡辺暁雄指揮/日フィル演奏のドヴォルザーク交響曲第9番」
「アーニー・ヘンリーのラスト・コーラス」
の3枚。

ターリッヒは言わずと知れたチェコフィルの大功労者。
指揮者が“解釈”という名の言い訳のもと、主観に溺れた演奏をするのに異を唱えた名指揮者ニキシュの弟子でもあります。
その演奏にはきっとドヴォルザークの意図を汲んだ色合いが強く浮き出ているに違いない、とワクワクして聞きました。

もちろん録音はモノラル。
さすがに現代の録音に比べると演奏の粗も目立ってしまいます。
細部のアンサンブルや音程の乱れも。
さらに、“主観を排す”とは言っても現代の“オーソドックス”と言われている演奏とはいろいろ異なる点も見えます。
でも、説得力があるんだなぁ…
いろいろ思っていたナゾに少し光があたったような気がします。
純粋に、聴いていて安心できる素晴らしい演奏でした。

渡辺暁雄/日フィルは当時、レコード発売記念の演奏会の会場で買ったもの。
演奏会に行くお金だってキツかったのに、本番の演奏に感動して無理して買ったのを思い出しました。
結局最寄りの駅までの電車賃が足りなくて幾つか手前の駅で降り、延々家まで歩いたのでした。
今聴くと、淡々とした印象を受ける反面、ともすると乱雑になりそうな場面の変化がシンプルに描き出されていて、むしろ自分の演奏に近い気がします。

最後はサックス奏者アーニー・ヘンリーのアルバム。
あんまり期待せずに聴いた古いアルバムなのに面白かった!
セロニアス・モンクやウィントン・ケリーがピアノを弾いていたり、ガレスピー楽団からのメンバー、リー・モーガン達も阿吽の呼吸で参加しているし、とにかく、楽しい!
多少のノイズがあっても、レコードだからこその奥行きのある音がこんな古いJAZZにぴったりくるんだなぁ…と実感したのでした…

余談ですが、録音したものをきれいに整理してCDに焼きましたが、その時初めてプリンターで印刷してみました。
こんな綺麗にできるなんて知らなかった~

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