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2010年3月

2010年3月15日 (月)

サマー・ウォーズと韓流ドラマ

銀河鉄道の夜のアレンジが佳境を迎え…ねばならないのに遅々として進まない…
わずかな時間を縫いパソコンに向かいアレンジ作業に精を出している。

この作業、単純作業も多い。
楽譜の体裁を整えたり譜めくりを検討したり、その他諸々。
で、それをオケの全パートをやるわけで、さらに曲は25曲ほどあるのでかなり大変。
でも、それほどクリエイティブな能力は必要なし。

その作業中に同画面でBD観たりテレビ見たりしています。
最近観たのは…
サマー・ウォーズ、アメリ、パコと魔法の絵本、Mr.インクレディブル、カラヤンの遺産、結婚できない男、マイホームダッド、私の名前はキム・サムスン、華麗なる遺産、等々…

で、なぜかはまったのがサマー・ウォーズと韓流ドラマ。
サマー・ウォーズはアニメ。
オーソドックスなストーリーとハッピーエンド、今風の美しい画面に惹かれて続けて2回観ちゃってそれでも飽きない。
なんでだろ?はっきり理由が見つからない。

惹かれる理由が分からない、と言えば韓国ドラマ。
韓流俳優にキャーキャー言う日本のファンの報道を見て、何に惹かれるのか全く理解できなかった。
ドラマにも全然興味湧かないし…
と、思っていたのに、最近ハマってる。

手始めは「私の名前はキム・サムスン」、最近は「華麗なる遺産」
録画してディスクに焼いて、車で移動中に観たりしちゃう。
日本のドラマはどうしても知ってる俳優なワケで、ついその俳優を見ちゃう。
所謂スターシステムで、阿部寛のドラマが好きなのは阿部寛自身を好きなのも理由の一つ。
でも外国のドラマは全く知らない俳優なのでその役どころに感情移入しやすい…のもあるかなぁ…
でもそれだけじゃないような…

何に惹かれるのか、自己分析をしつつドラマの先行きを楽しみたいと思います。

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2010年3月 9日 (火)

ラーメン!!!

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幾久しく食べておりませんでした、“本格的ラーメン”
僕が思うところのこの“本格的ラーメン”の定義は、まさしく「味を追求したラーメン」のこと。
もっと正確に言うと、
「味を追求するために価格健康も犠牲にすることを厭わないラーメン」
このカテゴリーにはラーメン二郎も含まれます。

ここは池袋の某有名ラーメン店。
とんこつ!あぶら!とろっとろチャーシュー!にんにく~!!
美味い、ウマすぎる!

写真は俳優の聖太くんと透さん。
自分の写真だけ撮り忘れて、勝手に使わせてもらいました。
二人とも太らないからいいなよなぁ…

のえ、ゆい、りこ、にも喰わせたかった…

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一夜限りの銀河鉄道

今日は自宅で仕事
外は雪降り
我慢できずにちょっと外出しちゃおうかな、
山か海に

昨日は久しぶりに懐かしい顔が集まり顔合わせでした。
Ismfileget_3 一昨年好評を博しました劇団ひまわりのミュージカル「銀河鉄道の夜」
(宮沢賢治/原作 中島透/脚本・演出)
初めて全曲作曲したミュージカルで大変思い入れの強い作品です。
それが一日限りの復活になります。

アマチュアの吹奏楽団からの依頼により、“朗読と唄によるステージ作品”として再演です。
上演時のオーケストラがとても素晴らしく、そのメンバーともいつか必ず再演したいのですが、今回は特別バージョン。
これはこれで面白いものができそうです。
「一夜限りの…」なんて書きましたが、本番は5月2日の14:00開演(開場13:30)、真昼間ですね。

音楽の基本は「瞬間芸術」
心の中に後味を残して、7秒後には想い出に変わっていくのがライブ。
録音やヴィデオでは生の素晴らしさは味わえません。

もちろん録音を聴いたりヴィデオを観たりすれば音楽に接することができ楽しむことができます。
でも、それは言わば“標本”(とは言いすぎかもしれませんが…)

絵画や彫刻も動かないオブジェ。
でも、“生きている”と感じます。
観ると、心の中で解凍されて活き活きと瑞々しい生気を放ちます。
そして今回みんなの本読みを聞きながら、まったく同じ感覚を味わいました。
楽譜も台本もそのままでは単なる記号たち。
でも、人の手によって解凍されると動き出す、蘇る!

自分の録音やヴィデオを観るのとは全く違う、今目の前でリアルに飛び回る“音”達を見ながら、創った人間の喜びをかみしめていました。
世の作家さんはこんな感動を味わっているのですね。

5月2日13:30開場14:00開演、池袋東京芸術劇場です。
チケット差し上げます。(購入していただけるなら1000円です)
連絡下さい QZD15507@nifty.ne.jp

豊島区吹奏楽団との最後の共演になります。

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2010年3月 7日 (日)

迷走するサラバンド その4

(J)~
混乱によって発展していくのか、発展が混乱を招くのか、ちょっとおもしろいセクションです。主部①の「A」に対応する「A’」(L~)への発展する経過句の始まりです。
テンポはかなり抑えた四分音符=128で始まりますが気になるのはやはりAgitato non tantoの表記。「やり過ぎるな」と言うことは言い換えれば「きちんとやれ」と言う事です。(K)や(L)での確実な変化を殺さぬように慎重で正確な設定が必要でしょうね。和声的には先のC.T.(コードテーマ)を多用しています。すなわち、A7b5-C7b5-Eb#11/Db , C7b5-Eb7b5-F##11/Eが最初の4小節。Theme2を変形して小さな発展をしますが5小節目でもう一度もとに戻ります。この最初の4小節(2小節単位のフレーズで、丸々短3度上昇します)を発展と捉えて進化させるのかそれとも変化を抑えて5小節目のヴォリュームアップ(mpからmfへ)をきちんと意識するのか、やらなさ過ぎれば停滞し、やり過ぎれば色彩を欠く、難しいところです。5~8小節ではcresc.が続くことを考えるとここはかなり限られた範囲で効果的にうねりを出すことを心がけるべき。と、なれば取る手はそう多くありません。4小節目のリード群とタンバリンにdim.が無いのは意味があるのかないのか、“解釈”の余地がありますね。
後半4小節はずっとcresc.です。小さなdim.を入れつつ、前半のうねりの周期が短くなり持続するのを強調するもよし、逆にそのうねりを消して音量の変化を強調するもよし。うねりを強調すれば当然音量の変化は見えにくくなるので全体的な構成を鑑みればやり過ぎは禁物。S.C.(スケールテーマ)やサラバンドの素材も現れ、和声の主題も発展を続けます(A7b5-C7b5-Eb7b5 , D7b5-F7b5-(B7)-B7b5-A7b5)が、和声自体は変化のないC.T.です。

(K)~
混乱がGmの解決によって終結し直線的な6小節(2小節×3)の経過句に入ります。
低音B♭の上にGm-Bbm-Dbmが踊ります。スラーを排したサラバンドのテーマが幾分硬さを増して現れます。テンポはPiu allegro(138)にアップしますが、一般的にはAgitatoは継続です。Piu Allegroは「さらに快活に」ですから、Agitatoを打ち消すような物言いを含んでいません。この曲でのAgitatoはテンポの変化よりも「焦り、不安」の感情を示しているようですから。しかし、この部分でむしろクールに、ストイックに書いてある音とリズムを演奏すると「直線的」なものが表現しやすいかもしれません。

(L)~
いよいよAgitato主部の再現です。調も戻ります。でも、たった5小節の回顧。この、旅した末に主題に帰り着くのをどう表現するか。細かく考えずに一気にここまで作り上げるのも手でしょう。前節をあまり激さずに作ると(L)への入りは強調されるもののここに至る説得力はちょっと色を失います。ここに書いてあるcresc.&dim.はフレーズ的な欲求によるもの。音楽全体のもの(Grand cresc.)と勘違いすると音楽は一気に生気を失います。よく聞きますね、そんな演奏。
5小節目であっという間にrit.してAnimato部分に進みます。このrit.かなり急激にかける必要がありますが、①遅めに始めてrit.②あくまでテンポで入り急激に遅くする③この部分だけ重く遅く演奏する、等考えられます。次のAnimatoの奏し方にもよりますね。ここは2/4の躍動感が欲しいところ。3連符に下手にヘビー感を与えると(M)の2小節前で再びテンポを取り直す演奏になり、かなりくどくなります。Animatoでもテンポを取り直し、ここでもテンポを取り直す、では音楽があまりにもつながらないのでどちらかが良いでしょうね。譜面から見る限りはAnimatoの感覚を優先したいように僕は読みますのでAnimato前のrit.には少々けれん味を付けると思います。energicoで文字通りエネルギッシュに奏するためにも。
Animatoはもちろん(E)の5小節前に呼応します。言うなればDM7(Dのメジャーセブンス)から始まり、C#-C-H-B-Aと下がっていきます。この、初めの長7度の音程、前奏でも中間部でも印象的に扱われ、とても印象深いものです。自然な説得力のあるaccel.で行けるといいですね。淀みなく。

(M)~
前小節をキメ過ぎると必要以上に空間が開き、とってつけたようなエピローグになるような気もします。(E)の前もそうですが、一旦破壊的に最大音量に到達し、無理やりブレイク感を強調して、静寂の後改めてスタートすると分断された感じはよく出ます。実際に演奏する際にはちょうど1拍ほど休符が増えます。多分合わせやすいし。
でもそれはやっぱり違う気がするなぁ…楽譜通りの一瞬の間の中に静寂とスピードを封じ込めGraveに入るほうが良いように思います。突き進んできたAgitatoのエネルギーをどこかで継承したままGraveに突入。楽譜にカンマ(’)やスラッシュ(//)が入っていたら前述の手を使うと思いますが。まあ、いろんな読み方奏し方があるでしょうね。
構造は(E)と同じで、それに冒頭で提示された刺繍音を使ったフィギュアが登場します。実際演奏するとこの3小節目の刺繍フィギュアのおさまりどころがなかなか難しいのが分かるでしょう。
最後のピッコロにはなにも言う事はありません。奏者にはどう演奏するであれ、この曲の事を知った上での想いを乗せてほしい、それだけです。

「迷走するサラバンド」、実際に演奏してみると、あっという間の4分です。細かいこだわりを入れても普通なら素通りされてしまいます。でも、ひと夏多くの団体が演奏するのがコンクールの面白いところ。細部までこだわりぬいた面白い演奏がたくさん出るといいですね。目先の、短絡・直情な表現を繰り返すのではなく、全体の構成を考えた上での表現で。
僕もこの曲を演奏する機会があるかもしれません。コンクール課題曲、という看板が無くとも十分演奏する魅力にあふれた作品だと思いました。願わくば、もっと長い曲でこの作曲家の音楽を演奏したい、です。

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2010年3月 6日 (土)

春遠からじ...

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冬来たりなば春遠からじ...

やまない雨はなく、明けない夜はない
冬が来て、春が来る

まあ、スキー好きの僕は例によって寒い日が続くのを望んでいるのですが。
でも、春は好き。
春を待つのも好きだし、待ちに待った風の匂いを利くのも好き。

3月某日。
千葉・岩井での某オケ練習の後、指揮者の友人と楽器の先生方数人と、岬にある喫茶店に立ち寄りました。
ここで見る夕日は素朴で美しく、日が落ちた後は行きかう船の光と星の光だけのイルミネーションが瞬く世界。

オールディーズやジャズ、時にはクラシックがアナログでながれ、遠い潮騒と時折シンクロする、時間の流れが明らかにいつもと違う場所。

いろいろ悩んでも苦しんでも、
いろいろ想い、考えても、
結局僕は音楽が好き。
何にも、変わらんのですね。

それが実感できただけでも、ここに来てよかった。

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