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2010年9月14日 (火)

夏のしっぽ

夏が終わり、秋が来た。
なんてセンチメンタルな感慨に耽っていたら、車が壊れた。

客地での故障だが、日本全国大手のカーディーラーはまずどこでも見つかる。
昼食返上で駆け込んだが、思いのほかダメージが大きく「修理はすぐには無理」とのこと。
地元のディーラーに電話で修理の依頼をして、しばらくはだましだまし乗ることにした。

壊れたのは「コンプレッサー」
エンジンのパワーを流用してガスを圧縮しその解放時のエネルギー移動を利用して温度を下げる。
まあ、平たく言えば「エアコン」が壊れたという事。

走行には支障ない。
それに移動の多くは「送迎付き」だったし、合間の東京での仕事も新幹線で往復だったし。
本番も終わり珍しく朝まで飲んで、翌日350kmの帰路に就いた。

甘かった…
文明の利器に溺れてしまったこの身に「エアコンなし」は辛かった…
出発時25℃だった外気温は東京に近付くにつれ上昇して、とうとう37℃。
折悪く雨まで降ってきて窓を開けるのもままならない状況で、ガラスも曇る…
結局、汗だくでシャツはよれよれ、髪も風っさらしでごわごわのまま人に会う羽目になってしまった。

以前、やはり真夏にラジエーター(エンジンの冷却装置)のファンが故障したことがある。
走行中は風が当たるので大丈夫だったが、都内で渋滞にはまった途端、見る間に水温計が上昇していく。
このままではオーバーヒートしてしまう。
いろいろ思いを巡らし、ちょっと走ると水温計が下がることから見て原因に辿り着く。
ディーラーに電話して応急の対応法を聞く。
「車のヒーターはエンジンの熱を利用している。だからエアコンを切りヒーターを最高温度にして送風すれば多少エンジンの熱を下げることができる」
眉唾な対処法だったが、試してみると、なるほど水温計の上昇が一定で止まった。
車内は地獄の暑さ。
真夏にヒーターを最強にしているのだから。
しかし仕事の時間は容赦なく迫る。
ようやくホールに辿り着いた時にはシンフォニーを1曲振るより消耗していた。

でも今回の故障は単に「エアコン」
知人との逢瀬(?)の後は、思いっきり風に髪を任せて窓全開で走った。
夜になったが気温はまだ35℃越え。
でも、走行している限り風は入ってくる。

これはこれで気持ちいい、と思えた。
気温は未だ夏の夜そのものだったけれど。
たまには暑い中を暑いままで過ごすのもいいかもしれない、と思えたのは、この暑さのゴールラインが見えているからなんだろうなぁ…

兎に角、きっと最後であろう「夏のしっぽ」は、酷暑の名残をリアルに伝えていたのです。

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