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2012年8月

2012年8月24日 (金)

旅の空

神奈川から、
埼玉行って福島行って埼玉行って神奈川行って浜松行って…これで5日間。
それから神奈川行って福島行って山形行って新潟行って群馬行って沖縄行って…これで10日間。

合わせて2週間以上ほとんど家に帰れず立ち寄る程度。
旅は好きだけれどこれだけ移動が重なると結構タイヘン。
でも、音楽ができるのは無上の喜び。

気が付くと夏も後半戦。
そろそろ秋の気配も聞こえ始める頃。
でも、晩夏も初秋ももう少し先。
夏の終わりの寂しさも秋の始まりのくすぐったさも好きだけれど、もう少しだけ行かないでほしい…

旅する先で見る空は、それぞれ全く違っていて、何処もがそれぞれ美しくて…
と思っていてふと考えた。
空は全部おんなじで、見る場所が違うだけ。
景色がそれぞれ違うだけ。

もちろん空は毎日違う顔をしていて、いつも泣きそうに綺麗。
そう、秋にはまた違う顔が見れるだろう。
でも、もう少し夏の顔を見ていたい。

いろいろ辛いことも多くって、目の前の小さな喜びに素直になれないことも多いんだけど。
やっぱり、旅の空が好き。

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2012年8月23日 (木)

ちょっとだけ年の離れた音楽仲間

10歳前後(?)から18歳で構成されるジュニアオケを久しぶりに振りました。

若くてもきちんと音楽家。
アマかプロか、上手いか下手か、なんて関係なく、また学生か男か女かも関係なく、みんな若い音楽仲間。

騒がしく、気温も湿度も非常に高く、環境としては決して良くないのだけれど、演奏するみんなは一生懸命。

ただ…反応が薄い…
でも長くこの仕事をしていると、よくあること、の一つ。
「無反応」「やる気がない」のではなく、ただ慣れていないだけ。

いろいろなことを話しながら少しずつ覚醒してもらう。
すると、だんだん顔が上がってくるのです。
もちろん演奏もどんどんクオリティが上がっていく。

速いだの遅いだの高いだの低いだのインプットされることに流されていた音楽する心が少しずつ開かれていく。
それがとにかく嬉しくて楽しかったのです。

周りの大人たちはちょっとやきもきしちゃった様子。
でもね、あれでいいんですよ。
大きな声で返事することや挨拶することが目的なのではなく、考えてよく聞くことが大切。
きっと新たな発見がたくさんあることに気付くから。
強制的に返事させても挨拶させても、心からの言葉でなければ相手には届かないのですから。

何とかして反応しようとする若き音楽仲間たちの演奏は、後半あっという間にめきめきと良くなって、練習の効率も上がっていきます。
そうすると技術だけではなく「音楽の中身」や楽器として機能する「オーケストラの常識」が作り上げていける。

今回は初顔合わせでいきなり歌合せまで一気に仕上げなければならない強行軍。
次に会うのが楽しみです。

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2012年8月19日 (日)

今日の衝動買い

衝動買いはあいも変わらず続いています…

最近買ったのは…

ゴルフグッズ
ノートパソコン
任天堂Wii

ノートパソコンは完全衝動買い。
いっぱい持ってるのに…
まあ、一台Macを持っていてもよかろうと買いに行ったワケです。
Macはいいぞ~、といろいろそそのかされたワケです。
確かに心惹かれるフォルムがMacBookにはあるワケで、
高解像度の大ディスプレイがデスクトップにはあるワケで。

でも買ったのはまたしてもVAIO
高いんだなぁ…これが。
でも、速い!
さすがCore i7

というワケで
物欲は全く留まる所を知りません。

Wiiなんてやる気ないのに…

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2012年8月 6日 (月)

ゴルフ②

20年近くも昔、伊豆の川奈ホテルを訪れたことがある。
ただ立ち寄っただけだが、ホテルのティールームからは美しい緑の風景が眼下に広がっていて、その向こうには青い海と白い雲。
時間を止めて切り取ったように美しかった。
そこに向かって次々とゴルファーが白球を飛ばしていく。

その頃、毎週のように銀座でイベント演奏をしていた。
30分のステージを一日3回。
空き時間に時々訪れるギャラリーがあった。
そこでのお気に入りはデペルトとラパルト。

シルクスクリーンとリトグラフ。
デペルトはゴルフ場の風景、ラパルトはフランスの海のある風景が多かった。
そこに描かれているのは曇り空のフランスの田舎と日蔭のゴルフ場。
だから画面上僅かにある明るい光がなんとも眩しかった。

今思うとゴルフとゴルフ場に惹かれ続けていたのではないだろうか。
ゴルフを始めて気が付いた。
自宅から歩いて5分ほどのところには深夜24時まで営業している練習場がある。
歩いて4分ほどの所には最長100ヤードほどの9ホールのショートコースがある。
いままでその存在すら意識したことが無かった。

なんだかんだと御託を並べたが…
とにかくゴルフにはまってしまったらしい…
今までに3回コースに出たが、
1回目168、2回目144、3回目121と言うスコア。
全然人に言える数字では無いのだが、毎回進歩するのが楽しい。

実はなにかスキー以外のスポーツをやりたくて、以前やっていたテニスの用品を最近買いそろえた。
ウェアや靴やラケットやボール。
で、ハタと気が付いたのは、
「テニスって一人じゃできない…」ってこと。

ゴルフはね、一人でもできるんですよ…

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ゴルフ①

子供の頃、日曜日に目に入るゴルフのテレビ中継。
何が楽しくて誰が見るのかさっぱり理解できなかった。

画面は映っているのになんだか静かで、時々どよめきとか拍手が起こったりする。
アナウンサーは何かを畏れるように声を抑え、動きの無い画面は至極退屈で。

ほどなく、あれは「ゴルフ」というスポーツだと知る。

あれがスポーツぅ?
大汗をかくわけでもなく超人的な身体能力が必要にも見えない。
大体、スポーツマンと呼びにくい体型のおじさんが多くはないか?
ぽこん、とボールを打ってはのんびり歩く。
「スポーツって言うのはもっと激しいものでじゃないの?」

やがて、漫画やゲームやアニメでもう少しゴルフの事を知る。

このゲームはとっても戦略的で、そして強い精神力とそれを支える大量のプラクティスが必要な、つまりはやはり常人では立ち入れない所にプロの人たちはいるのだ、と言う事を理解する。
「案外ゴルフって面白いじゃないか」

そして、「ゴルフをする人たち」を知る。

もちろん全ての人がそうなのではないが、
遊んで仕事する社用族、金満にあかせたブルジョワ主義、空っぽなプライドを振りまわす権威主義の人たち、自然破壊のゴルフ場、踏みつけにされる労働者、等々…
やっぱりゴルフなんてくだらない。
いや、ゴルフはゲーム自体も歴史も面白いが、どうやらゴルフ界ってのが好きになれない。
ぷんぷん匂う「上から目線」が気に食わないのだ。

そんな認識にちょっと変化が生まれる。

いままでいろいろ誘われても、なんだかんだと理由をつけて避けていたゴルフに初挑戦したのだ。
きっかけは研修生(ゴルフのプロを目指す修行中の人たち)の苦労物語を読んだこと。
ゴルフやゴルフ場に関わる人たちはそれぞれの個所でスペシャリティであり、プライドを持って臨んでいるのだ。
確かに嫌いな金満権威主義の連中もいるしそういった側面もある。
でも、多くの人は真摯に向き合って楽しんでおり、やはり紳士のスポーツであることを知ることができた。

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2012年8月 1日 (水)

一年

一年経った。
最後の検査の為に病院を訪れ、「完治」のお墨付きを頂いた。

僕にとっては初めて味わう恐怖だった。
初めは「よく聞く話だ。点滴治療すれば良くなるだろう」ぐらいに軽く思っていた。
確かに、僕の周りにも何人も経験者がいる。

自分がその恐怖を目の当たりにして、心から申し訳なく思った。
なぜもっと親身にならなかったのだろう、と。
家族のようにごく近しい人間にもその恐怖は理解してもらいにくい。
そのことを痛感した。

退院して1ヶ月経っても、完全復調とは言い難く、神を恨みもした。
未だ発展途上の心情に身悶える日々に、これ以上辛苦を与え賜うのか?
「必要な試練なのだ」「神は乗り越えられる試練しか与えない」
等々言う人は数多におり、それはそれで理解できるのだが。

それでも帰って来た。
戻って来れた。
「まだ必要と言う事さ」「そう簡単にこの道から逃れることはできないのさ」
そんな憎まれ口が心から嬉しかった。
「お帰りなさい」
の一言も。

丁度一年経とうかと言う頃、やはり近しい音楽家が同じ病に襲われた。
心配で心配で、毎日のように見舞う中で、自分の時にも駆け付けてくれた人への感謝を新たにした。
彼の助けなくして療養中の心の平静は保てなかったに違いない。

全ての音が大好きで、
全ての音楽が愛おしい。
この世界に戻って来れて本当に良かった。

まだ今の僕にはうまく言葉にできないけれど、
この先どこまでいけるのかわからないけれど、

この一年で僕の音楽は大きく変わった。

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