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2012年8月 6日 (月)

ゴルフ①

子供の頃、日曜日に目に入るゴルフのテレビ中継。
何が楽しくて誰が見るのかさっぱり理解できなかった。

画面は映っているのになんだか静かで、時々どよめきとか拍手が起こったりする。
アナウンサーは何かを畏れるように声を抑え、動きの無い画面は至極退屈で。

ほどなく、あれは「ゴルフ」というスポーツだと知る。

あれがスポーツぅ?
大汗をかくわけでもなく超人的な身体能力が必要にも見えない。
大体、スポーツマンと呼びにくい体型のおじさんが多くはないか?
ぽこん、とボールを打ってはのんびり歩く。
「スポーツって言うのはもっと激しいものでじゃないの?」

やがて、漫画やゲームやアニメでもう少しゴルフの事を知る。

このゲームはとっても戦略的で、そして強い精神力とそれを支える大量のプラクティスが必要な、つまりはやはり常人では立ち入れない所にプロの人たちはいるのだ、と言う事を理解する。
「案外ゴルフって面白いじゃないか」

そして、「ゴルフをする人たち」を知る。

もちろん全ての人がそうなのではないが、
遊んで仕事する社用族、金満にあかせたブルジョワ主義、空っぽなプライドを振りまわす権威主義の人たち、自然破壊のゴルフ場、踏みつけにされる労働者、等々…
やっぱりゴルフなんてくだらない。
いや、ゴルフはゲーム自体も歴史も面白いが、どうやらゴルフ界ってのが好きになれない。
ぷんぷん匂う「上から目線」が気に食わないのだ。

そんな認識にちょっと変化が生まれる。

いままでいろいろ誘われても、なんだかんだと理由をつけて避けていたゴルフに初挑戦したのだ。
きっかけは研修生(ゴルフのプロを目指す修行中の人たち)の苦労物語を読んだこと。
ゴルフやゴルフ場に関わる人たちはそれぞれの個所でスペシャリティであり、プライドを持って臨んでいるのだ。
確かに嫌いな金満権威主義の連中もいるしそういった側面もある。
でも、多くの人は真摯に向き合って楽しんでおり、やはり紳士のスポーツであることを知ることができた。

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