ドルチェ
浜松の吹奏楽団の客演を終えました。
素敵な本番、素敵な出会いでした。
清水さん、どうもありがとう。
少ない練習時間の中で、どれだけのことができるのか。
いつも楽しみで不安。
「直し、整え、創る」
出来ないところを直し、
個々の演奏、個々の奏者の才能を整理し、
一つの音楽へと紡いで、創りだしていく。
その上に、「種を播き、育て、鍛える」こともできれば最高なんだけれど。
すべてを満足いくように、というのはもちろん難しいんだけれど、それでも妥協せずギリギリまで取っ組み合う。
その結果、今回も素晴らしい演奏に出会えました。
打ち上げの時、
「最後の音が鳴った時、ああ、この素敵な時間が終わっちゃうんだ、と思って涙が出そうになりました」
と言いながら泣きべそかきながら話してくれた人がいました。
僕も同じ思いをしたんですよ。
その想いを抱えたまま演奏した次の千葉でも、小さな、でも素敵な音楽の卵に出会えて、幸せをたくさん感じたのでした。
イヤなこともたくさんあるけれど、あの感動をまた味わいたくて、次の山へとまた挑むのですね。
いくつになっても青い衝動で動いている自分に、嫌気もさすんだけれど。
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