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2013年5月

2013年5月31日 (金)

上手に泣く、或いはMILK

今、辛くてたまらない小さな心を抱えて泣いている、
小さな友人へ。

いろんなことを積み重ねて生きていく。
小さな嫌なことも、積み重なると結構辛い…

精一杯やっている。
完璧などと思えるはずもなく、
しかし手を抜いているはずもなく、だから恥じるものもない。

「人には負けないものが僕には、一つだけ、でも一つしかなくて…」
「大人になってくるとなぜか、素直になるのが難しいね、
僕も同じと微笑んで、泣けばいいよと言ってくれた」
「不器用な君の手のひらが、僕の背中で温かいから…」
「やっぱり僕は僕だから…」

(槇原敬之「milk」より)

温かいミルクみたいに感じる言葉、心、思いやり。
欲しいと思ってしまう時もあるでしょう。

上手に泣けるといいね、と思う。

作られた言葉や映像ではなく、
心に届く風景が、
溢れるように涙を引き出してくれると思う。

「明日はきっと、今日よりも、
いい日に決まっている」

そう、
「いいことありそう!」
そんなふうに思う心を持てるように。

上手に泣けるといいね、と思う。

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2013年5月28日 (火)

宝くじ当選!!!part2

なんだか、ですね、ご褒美がほしかったのです。
僕の場合、というか、指揮者にとっての本当のご褒美は「○○と○○○」ことなのですが。
まあ、なかなか思い通りにはいきません。

で、つい買っちゃったのが久々の「totoくじ」
すっかりそんなことを忘れていて、椿姫の本番後、打ち上げでほろ酔いのままホテルに帰るとメールに着信。

「当選のご連絡」

!!!

!!!

心地よい達成感と開放感、そして幾ばくかの切なさと寂寥感。
いや、寂しい気持ちとやるせなさのほうが心を占める割合が大きいかもしれません。

そんなところに「当選のご連絡」ですから、嬉しい、というより驚きのほうが大きかったのです。

しかしまあ、落ち着いてみれば、前回もありました、こんなこと。
その時は確か1500円くらい(だったかな?)
ぬか喜びはその後の落胆を深くするばかり。
というわけで過度の期待に溺れることなく、しかし妄想は膨らみ続け…

とりあえず、前回よりは多いに違いない、と期待して詳細を調べると…

『6等、570円』

そうですか、
そうですよね。

そりゃあまあ、そうですよね。

もう買いません

たぶん

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椿姫

茅ヶ崎でのオペラ「椿姫」
おかげさまで好評のうちに終了しました。

トッププロの歌手の皆さんとコンサートソムリエの朝岡聡さん。
それと、オペラは初挑戦のオーケストラの皆さん。
この間を取り持つのは想像以上に大変でした。

普通は稽古を重ねて、その内容をもってオケリハをやるのですが、今回はその逆。
稽古の前からオケリハ。
もちろん、いろいろな場合を予想して、対応できるように練習を積むことができるので、良い面もあるのですが。
しかし、市民オケであることの難しさを痛感しました。
幕毎に乗り番降り番がある、楽器による演奏の比重の違い、リハーサル箇所の偏り、等々…
せっかく練習に来たのに暇だったらそれは悲しいですものね。
でも、そうしてもやらなければいけない部分もあります。

それから譜面面は単純な音符の配置、繰り返し。
ただの頭打ち、後打ちに見えてしまったり、簡単な音の羅列に見えてしまったり。
でも、やがてわかってくれるだろうと信じての練習。
トレモロだってコードの伸ばしだって、ピアノにもクレッシェンドにも、一聴単純に見える伴奏ににだって、場面や人の心の動きが映し出されてるのです。

それにしても、オケは本当にうまくなった、と感じます。
面と向かってそれを伝えることも、それを実感できることも多くはなかったかもしれません。
が、本番で起きる(愛すべき)様々なハプニングに対応できたのもすべてはその進歩の証、だと思うのです。
指揮者や指導者からの指示をインプットして再現するだけの演奏では絶対に得られないものが、確かにそこにあったと思うのです。

音は空気の振動です。
そして『人の声』というのは始まりの楽器であり、やはり究極の楽器でもある、と思うのです。
オーケストラとともに歌声がホールを満たした時の心揺さぶる感動は、やはり特別なものでした。

ヴィオレッタにもアルフレードにも、ジェルモンにもアンニーナにも、また会いたい、と思ってしまうと同時に、
シンバやナラやスカーはどうしているかな?と懐かしく思い出してしまったのでした。

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2013年5月13日 (月)

燕になる

空を飛ぼうと思います。

秘境が好き。
簡単には行けない場所が好き。

だから、山登りもダイビングもしたいのですが、
究極はやはり空を飛ぶこと。

自分だけの力で飛ぶと一度きりしか飛べないから、
機械の力を最小限借りて飛びたいと思います。

いろいろ物色中。

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誕生日

年に一度の(当たり前だけど)誕生日を迎えました。
お祝いのメッセージをいただいた方々、どうもありがとうございます。

もう何十回も迎えているので(当たり前だけど)特に大きなイベントも感動もない…かと思うと大違い。
毎回嬉しいものです。

仕事は、まあいろいろ辛いこともあります。
そのほとんどは仕方ないことだったり、自分の問題だったりするワケで、
だから結局自分のこころに全部圧し掛かってくるワケです。

そんな自分との格闘の中で不意にかけられるお祝いの言葉。
先日お寿司屋さんでオペラ歌手の皆さんにイタリア語で歌ってもらったハッピーバースデー、ブラスのリハ開始に突然歌ってもらったハッピーバースデー。
涙出ちゃいました。

褒められたり祝ってもらえることの少ない職業。
毎日誕生日だったら…
…そんなの誰も祝ってくれませんよね(当たり前だけど)

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音の幸せ、音楽の喜び

大きな声を出してリハをすることがある。
オペラのオケリハでは歌うこともしばしば。
一昨日、大きな声で歌ったとたん、右耳に違和感を感じた。

右耳、というか喉からつながる感覚の痛み。
耳下腺なのか扁桃腺なのか中耳なのか。
それよりも何よりも、不安が、あの暗闇に落とされる恐怖が、襲ってきた。

数年前、突然耳が聴こえなくなった。
今まで当たり前にそこにあったものが目の前から消え失せる恐怖を存分に味わった。
そして幸運なことに全快をした。
暗闇から帰還をして、いかに自分が音が大好きで音楽が大好きかを、嫌というほど思い知らされた。
音が聴こえる、音楽ができる幸運に、ぬるま湯のように使っていた自分に気が付いた。

まあ、そんな大げさなものでもないかもしれないけれど、
やっぱり音楽が大好きだ。
ドもレも、ソ#もシ♭も、八分音符も四分音符も、
ドミソなんてもう!どうしてこんなに素敵なんだろう!
それが並んでメロディーになったりなんかして、
それが重なったり流れたり溢れたりして、
ああ、誰が発明したんだろう!音楽。
本当、好きだ。

心配した耳はどうやら大丈夫。
ちょっと疲れたみたい。
あんまり神経質になることはないのだけれど、
もう一度基本中の基本に立ち戻る機会をもらえたことには、
感謝したい。

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