人と違う時の流れの中で
絵を見る。
静止画は時間を止めて、
しかし絵の中の風景は流れる時間の中に心を誘う。
心に浮かぶ音楽は、時の流れとともにあり、
しかし、その時の流れは現実の時間とは違う。
静止した時間の中に流れる時間があり、
その絵を眺める自分は現実の時間の流れの中にいるはずなのに、
傾いた陽の光に、経る時を知る。
音楽を聴く。
流れる時間の中に静止した風景が見える。
瞬時に飛び去る早回しの人生が見える。
スローモーションの一場面が語り掛ける。
時に現実の時間を遥かに超えて、時は過ぎ去り、
時に現実の時間の中にありながら、時はその動きを止める。
たった0.1秒の感動が1時間の音楽になり、
悠久の時の流れが1秒の和音に集約される。
現実の時の流れから解き放たれて、
自由に心の羽を広げるとき、
音楽は溢れて流れ出す。
ココロはいつも、自由だ。
僕はいったいどこの次元世界をどの時系列で生きているのだろう?
僕は一体何歳なのだろう?
僕は一体何者なのだろう?
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コメント
普遍的なテーマですよね。
でも、今を自分らしく精一杯生きよう、とボクは思ってます。
友さんもそうしているように。
マジレスですみませんっ…(笑)
投稿: Kenshow | 2015年5月 8日 (金) 11時05分
いや、マジレス嬉しい
今を一生懸命生きる、と言うことに尽きるよね。
その道がきっとどこかに通じている、と信じて(*^_^*)
投稿: YOU | 2015年5月11日 (月) 23時45分