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2015年10月11日 (日)

秋の夕陽

課題曲の録音。
京都の八幡市文化センター。
楽しい収録でした。
詳細はまた今度。

続く待ち合わせは京都駅近く。
にもかかわらず、なぜか会館前についたバスに飛び乗りました。

タクシーを呼ぶのも待つのも面白くない。
まあ、バスに乗れば近くの駅に着くでしょう。
…と思ったのが甘かった…

男山あたりを廻るコミュニティバス(ちょっと小さい小回りの利くバス)
というワケで、どんどん山の中に入っていきます。
「このバス、どこか駅に着きますか?」
と聞こう聞こうと思うのですが、他の乗客もいますのでなかなか。

田んぼの中の用水路近くのバス停で最後のお客さんがおりました。
すかさず、「このバスどこの駅に着きますか?」
…「ここで終点ですよ。もっと早く言うたらよろしいのに…ここは丁度駅と駅の真ん中ですから」
と言うわけで歩きました。

先日は四万十川で鰻と鮎を喰らっていて飛行機に乗り遅れましたし…行き当たりばったり大好き。
そこで起きる事件が大好き。

で、ようやく乗ったのは京阪。
そのまま出町柳、そしてえいでんに乗って比叡山、こち90歳を迎えるケーブルカー、ロープウェイと乗り継いで山頂(?)へ。

紅葉にはまだ早く、あとひと月ぐらい、とのお話。
今日は煙っていて景色も期待できません、とのこと。

でも、ひんやりとした秋の空気。
眼下にうっすらと見える琵琶湖。
やがて陽は傾き、真っ赤な、本当に紅い壮麗な夕陽。

やがて太陽は雲に呑まれ、茜色は群青に。
街にも灯が入り始め下界には夜の帳が降りてきています。

ふと背後を見ると、残照に朱く光る雲と山の端。

焦りとか疑問とか憤りとか、なんだか体に悪いすべての毒素が、この澄んだ空気と景色の中に溶けてなくなってしまえばいいのに…

指揮者として、今すごく音楽が楽しく、そして自分の創るものに”確信”が持てるのです。
作曲も大好き。
でも、やっぱり僕は指揮者。

ある人が言いました。
「友さんは何処へ、そして何処まで行くのかねぇ…」

そう。
僕にもまったくわからない。
小学生の頃から変わらず、未来は霧の中。

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