チェロを弾く
昨晩は福島から深夜に帰宅。
そのまま昼前までかけて急ぎの楽譜を書く。
で、午後はオケリハ。
キツかったけれど、奏者の皆さんもかなりきつかっただろう…付き合ってくれて感謝…
難しい曲だけれど少しずつ光明が見えてきた…ような気がするな。
家に帰って、さて今日は読みかけの楽譜を読みましょう。
…
ところが…
…
楽譜開いても音が頭に流れない…
ただの象形文字の様にしか音符が見えない…
そう、
とっても疲れているのですね。
もうず~っと弾いていないチェロを引っ張り出しました。
なんでだろう?
なんでだろう?
なんとなく、なのですがとっても弾きたくなったのです。
サクッと調弦して弾きだすと、
なんだか心がすぅっとほぐれていきます。
ちなみに、僕のチェロはヘタッピです。
謙遜、などではもちろんなく、我流でただ弾き鳴らすだけです。
音楽、と呼べるようなシロモノではないのでしょうが…
ココロに浮かぶメロディを弾いていると、なんだか漸く心が音楽に向かっていくように思えます。
外は昼間の激しい雨もやみ、不思議な生暖かい春の夜。
思い立って、屋上でチェロを弾きます。
朧な月明かりの下で聴こえるチェロの音はなんだかステキで、自分がとってもうまくなったような気がします。
朧な月明かりの下で聴こえるチェロの音はなんだかステキで、自分がとってもうまくなったような気がします。
僕にとって音楽と言うのは、「ただそこにある音楽」、なのであり、自己表現や自らの感情の発現の対象ではないのです。
でも、ただ一人で深夜に月の下で音を奏でていると、その喜びは忘我でありつつもやはり、自分の心の声だと気付かされるのです。
でも、ただ一人で深夜に月の下で音を奏でていると、その喜びは忘我でありつつもやはり、自分の心の声だと気付かされるのです。
ああ、やっぱり音楽っていいなぁ、好きだなぁ…
ありがとう、また一緒に音楽やりましょ。
(写真は本文とは関係ありません(*^_^*))
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