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2016年9月 8日 (木)

「君の名は」或いは「君の名は。」

数寄屋橋と真知子巻き。
ラジオドラマの「君の名は」は1952年の作品。
 
少女がタイムリープ(時間跳躍)をするSF「時をかける少女」は1965年が初出。
 
大林亘彦監督の映画「時をかける少女」は1983年。
尾道三部作の「さびしんぼう」では不思議な世界と自分の欠片を探す旅を描き、「転校生」では男女の心と体が入れ替わる。
細田守監督は2006年に「時をかける少女」を世に出し、「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」「バケモノの子」とアニメの世界に立て続けに新風を送り込んでいる。
 
新海誠監督の「君の名は。」
SFの世界観のボーイミーツガールである。
「ほしのこえ」でも過去(未来)からのメッセージと心の融合を描いている。
過去から続く、この作品に至る系譜を知らなくとも、観る人は感動し、感銘を受ける、素晴らしい映画だと思う。
美しく緻密な画面は、それだけでも観る人を魅了する。
 
3年と言う離れた「今」を生きる三葉と瀧。
それぞれが「今」であり、やがてその「今」は重なる。
 
「今を今描いた映画」であり、やはり「今は今しか描けない」と思うのだ。
観る人は、その人の人生の「今」として、そこに何を見るのだろう?
憧れ?羨望?過去の痛み?記憶?想い出?セピア色の感傷?
きっと年代によって見る角度が違い、見えるものも違うのだ。
 
僕は今の自分をして、過去と現在と未来を、同時に感じている。
 
過去の、現在の、未来の、
あの人に会いたい、と思う。

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