« 台風10号in 北海道 | トップページ | 「君の名は」或いは「君の名は。」 »

2016年9月 6日 (火)

晩夏

ほぼ毎年書いているのです。
晩夏のおはなし。
 
子どもの頃の夏の終わりは、間違いなく八月の終わりと同義でした。
たった一日を境に、空は高くなり、風は香りを変え、縫い付けるようだった日差しは暖かみする感じる…
そうだったはずなのですが…
 
昔の自分のエッセイを読んでみると、どうやら忙しいのが嬉しかったみたいで…
なんだか恥ずかしい…
今は、今の自分を忙しいなんて感じない…
時間と季節は矢のように過ぎていくんだけれど、気が付くとゆっくり歩いている。
その変化の美しさと儚さを、見逃さないように。
ふと見上げた空の、染み入るような色に、つい見とれたりしながら。
 
夏の喧騒がだんだん収まって、街も海辺も山の麓も、だんだん夕暮れのように落ち着いていきます。
子供の頃のような八月と九月の明確な区切りがなくなり、残暑もどんどん伸びていくのに、、それでもやっぱり九月は茜色。
 
過行く時間が胸を締め付けるのは、止まることのない今が、7秒後にはすべて過去になり、その刹那が二度と戻らないことを知っているから。
刹那は切なく儚い、だから大切なのですね。
もちろん音楽も刹那の芸術。
死があるから生が美しく輝くわけで。
 
でも、今年はどうしても夏の終わりを感じたい。
深夜の焼肉パーティー、しませんか?

|

« 台風10号in 北海道 | トップページ | 「君の名は」或いは「君の名は。」 »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 晩夏:

« 台風10号in 北海道 | トップページ | 「君の名は」或いは「君の名は。」 »