奥志賀高原か万座温泉
スキーに行きたい。
雪山に行きたい。
雪道を駆け抜ける。
ほとんど横向いて走るぐらいカウンターを充てる。
スタッドレスは雪を噛み、4WDはトラクションをダイレクトに路面に伝える。
興奮で手先が震える。
つま先はブレーキに、かかとはアクセルに。
雪の白と空の蒼との、涙が出そうになるくらいの美しいコントラスト。
風切る音と雪の削れる音。
急斜面も、コブも、新雪も、緩斜面だって愛おしい。
ゲレンデのシュプール。
リフトの軋みと油のにおい。
加重と抜重。
エッジを抜いて滑らかにデラパージュ。
そこからゆっくりとフォールラインに向かえば、一気に景色が流れ出す。
音の消える夜の雪山。
凍って透き通る星空。
零下の露天風呂とダイヤモンドダスト。
飽きることなく眺める、揺れる暖炉の焔。
ホットココアとウイスキー。
小説のように楽しく読めるスコア。
ページを繰るとあふれ出る音と風景。
あの映画を40回も見たのは、もう30年近くも昔のこと。
セリカGT-fourは、今でも最も愛する車。
同じ車種を2台乗り継ぎ、2台とも40万キロ越え。
ああ…
もうだめだ…
今すぐ行きたい…
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