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2018年8月

2018年8月17日 (金)

歌、唄、詩

普段は器楽曲の仕事が多いのです。
ミュージカルもオペラもコーラスももちろんたくさん指揮するのですが・・・
 
今年の夏は合唱の指揮を結構やりました。
やっぱり歌は、いいなぁ。
 
例えば、美しく明るいメロディがある。
メロディだけから判断して、器楽で綺麗に爽やかに、夢見るように演奏する。
 
だが実はこの曲には歌詞がある。
「私はひとりぼっち、愛する彼はこの世を去った。彼との美しい記憶に想いを馳せ、私は今日も歌う・・・」
或いは、
「私のお母さんはやっぱりたった一人だけ...でも、新しいお母さんは私のことを一番に考えて優しくしてくれる。私が新しいお母さんを愛したら、本当のお母さんは天国で悲しい思いをするのかな...だからって、こんな意地悪な私を知ったらすごく悲しむに違いない。ああ、私はもっと心持ちの綺麗な女の子にならなきゃいけない。だからごめんねお母さんたち。私の本当のお母さんは一人きりだけど、新しいお母さんとはきっと一番の親友になってみせるわ。だって二人とも大好きだから」
こんなストーリーがあるのかもしれない。
 
ただの美しいメロディが、深い悲しみと奥行きを持って心に迫ってくる。
歌詞のない音楽にも、そんな想像(妄想?)しながら楽譜を読んだり、創ったりしています。
 
閑話休題 
 
僕はミュージカルや合唱・歌曲を作曲する際、ほとんどの場合歌詞からメロディを創ります。
その方が言葉に呼応した感情をメロディにのせることができるから。
だから恥ずかしながら、自分の曲に涙したりするのです。 
最近書いてないから、書きたいな。
 
去年の今ごろ、歌を2曲書いたのを今思い出しました。
あるきっかけで書いた曲ですが、残念なことにお蔵入りしました。
日の目を見ることもなく、音にされることもなく眠ってしまった音楽たち。
  
いつかきっと。

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