ダムダム人in宮城
ダムカードをもらいに隣接の資料館を訪ね、お姉さんといろいろ話しこみました。
この辺りが街道だった昔の名残。
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後ほど個別には連絡しますが…
残念ながら黒部ダム&発電所見学ツアーは落選したようです
でも、今年は後には引けない気分…
もう一度だけチャレンジします。
今度は落選してもダムの見学には少なくとも行こうと思っています。
ううむ、意地になってきた…
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日本の尾根と呼ぶにふさわしい北アルプスの膨大な雪解け水で豊富な水流を誇る黒部渓谷に昭和31年から39年にかけて建造されました。
監督・黒沢明、主演・石原裕次郎で「黒部の太陽」と言う映画にもなりました。
(この映画、黒沢監督の遺言によりヴィデオ化はなかなかされないのです…)
コンクリート・アーチ式ダムで、ドーム越流型。
高さは186mでもちろん日本一。
黒部川全体での1年間の発電量はなんと約31億kWh!!
7月から10月までは観光放流をしていて、そのすさまじい水のエネルギーを実感できます。
ちなみに減勢設備(放流の水の勢いを減らす設備。これがないと通常はダムが壊れちゃう)の代わりに、水を拡散することでその勢いを減らしています。
当時、戦後の景気拡大で電気の需要が増え、特に大都市・工業地帯では深刻な電気不足になりました。
そこで大規模な水力発電施設の建設は、国の威信をかけた急務だったのです。
建設は苦難の連続だったようです。
そのあたり説明好きの僕としては、ここで長々語りたいところですが、それはまたいつか…
ダムへは長野側と富山側からのルートがあり、ロープウェイ・トロリーバス・ケーブルカー等で立山黒部アルペンルート土地sて全線が繋がっています。
そう簡単に素人では到達できる高度ではありませんが、それらを利用すれば誰でも黒部ダム(標高約1470m)、室堂(標高約2450m)まで行けるのです。
実は何年も前から狙っている登山ルートがあります。
黒部ダムから黒部渓谷を下って欅平へ抜け、そのまま宇奈月温泉方面へ出るルートで、通称「黒部下廊下(しものろうか)」と呼ばれる、雪の消える夏の数週間しか歩けないルートです。
不慣れな足では2,3日かかりそうなルートですがいつか必ず行ってみたいのです。
そのルートを実は宇奈月温泉側の欅平から黒部ダムまで逆行する形で地下をトロッコが走っています。
地下を走る列車、斜行エレベーター、インクライン、等々を乗り継いで発電所を経由しつつ黒部ダムに至ります。
一番大きな黒部第4発電所ももちろん通ります。
時々「クロヨン(黒部第4)ダム」と呼ぶ人がいますが、これは黒部ダムとクロヨン発電所が混ざっちゃったんでしょうね。
これは関西電力の、ダムと発電所の管理用の列車で、通常は一般人は見ることもできません。
しかし!
抽選による見学ルートがあるのです!!
その存在もず~っと前から知っていたんですけれど、なかなかチャレンジする機会がなく…
でも、今年は行きたい!と火が着いちゃいました。
日程は9月16日~17日か、9月30日~10月1日。
抽選なので応募してみないと結果はわからないのですが…
長野扇沢まで車で行って、そこから立山黒部アルペンルートで富山に抜けて宇奈月温泉で一泊。
翌日朝から見学コースに入って、昼過ぎには黒部ダムに到達します。
そこからアルペンルートで扇沢に戻って夕方には東京に帰着です。
抽選と言う不確定要素がある上に、見学があるのはこの日程(平日)だけです。
どなたか、一緒に行きませんか…
参加者募集中です
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行ってまいりました!
ダム見学。
こちらは城山発電所にある総合発令所。
神奈川県の管轄のダムは12ありますが、すべてここで遠隔操作をしています。
芦ノ湖の水で発電する早川発電所、三保ダム上の玄倉発電所、柿生発電所(!)、愛川発電所、道志発電所などなど。(詳しくはこちらhttp://www.pref.kanagawa.jp/osirase/kigyosomu/index-b.htm)
ここは地下230メートルにある城山発電所。
日本初の完全揚水式発電所です。(最大25万キロワット!!)
153メートルの落差を使って本沢ダム(http://homepage1.nifty.com/youchin/Dam/catarog018.html)の水で発電します。
原子力や火力発電は24時間止まらずに運転する方が効率が良いのですが夜には電力が余ってしまいます。
そこで、余った電気で発電機を逆に回転させて、津久井湖の水を吸い上げて本沢ダムに貯めるのです。
つまりは“エネルギーを変換して貯蓄するシステム“なのです。
水車はフランシス水車。
発電機は日立製のが二つの東芝製のが二つ。
日立にはノウハウがあり、東芝にはなかったため東芝の方は壊れやすいんだそうです。
続いてソーラー発電所を見た後に宮ヶ瀬ダムへ。
宮ヶ瀬ダムの水で発電する愛川第1、第2発電所は県の管轄、ダムと他の利水は国の管轄。
国土交通省のプレートで普段は絶対入れないダムの直下まで車で行きました(!!)
愛川第1発電所の発電機内部。
稼働中ですので轟音とともに真ん中のシャフトが回っていました。
怖い!!
第1発電所はピーク式で発電し、既定の水量までで停止。
その水を定量で流しつつ発電するのが第2発電所。
次は宮ヶ瀬ダムの見学へ。
管轄が国に代わるので、ここまで案内して下さった県の方は、そのまま一緒に宮ヶ瀬ダムを視察しました。
ここはダム直上に出る関係者用トンネル。
ダムの堤頂部にある関係者専用エレベーターで50メートルほど下り、監査廊に入ります。
これは“プラムライン”と呼ばれるいわばダムの歪計測器。
夏と冬では20センチもダムが動くんだそうです。
宮ヶ瀬ダムには洪水吐が3か所あります。
高位常用洪水吐、低位常用洪水吐、非常用洪水吐です。
ここは高位常用洪水吐2門のうちのひとつ。
スライドゲートが二つありますが、一つは予備。
ここを開いて通常の水位調節、観光放流などを行います。
ダムには縦横無尽に“監査廊”と呼ばれる保全用の通路があります。
宮ヶ瀬ダムでは4人乗りのロープウェイが内部を走っており、それで移動・運搬等を行います。
この日は残念ながらメンテナンス中。
乗ることはおろか、実物を見ることもできませんでした…(天井にレールが見えます)
無理を言ってキャットウォーク(ダムの下流側の外通路)に出て見ました。
このあたりは堤頂から40メートルほど下ったところなので下にはあと120メートルほどあります。
強風が吹いたら落ちそう…(梓川の奈川度ダムのは本気で死ぬかと思うほど怖かったけど… (http://homepage1.nifty.com/youchin/Dam/catarog002.html)
再び堤頂部に戻って、これは通常洪水吐き、低位洪水吐きのフィルターの役目をするゲートの昇降所。
この下に水門のない自然越流式のクレストゲートがあり、高位・低位常用洪水吐でも流しきれない非常時にここから放流されます。
案内してくれた職員の話では「まあ、低位洪水吐は私が生きているうちに使われることはないでしょうね。クレストゲートに至っては、1000年に一回あるかないかでしょう」だそうです。
いやあ、盛岡の地下岩洞発電所見学に続き、大変貴重な経験をさせていただきました。
また機会があればいろいろな見学に行きたいです。
その時はぜひ、参加して下さいね!
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唐突ですが、4月28日(火曜日)にダムを見学しないか?とのお誘いがありました。
揚水発電で有名な城山発電所と宮ヶ瀬ダムのそれぞれの所長さん直々のお話。
城山発電所は地下にある大型の揚水発電所。
城山ダム(下池)と本沢ダム(上池)で発電をしています。
前から見学コースが気になってはいましたが。
もう一つはコンクリート重力式ダム日本第二位の高さを誇る宮ヶ瀬ダム。
同時に副ダムと発電施設も見学できそうですが、目玉は何と言っても監査廊。
堤体内部のゲートが見れればなお嬉しいのですが…
予定がうまくつながれば葛の川発電所も見学できる、と言われましたが時間的には無理かな…?
で、平日の真昼間に暇な人がいるかどうか疑問…ではありますが、どなたか一緒に行きませんか?
何人でもどうぞ、と言われているので。
お話を頂いて二つ返事でOKはしたものの、一人で行くのも…
まあ、一人でも行きますけどね、もちろん。
行きたい!という方、ぜひコメントかメールで参加表明を!
※エイプリル・フールではありませんよ。念のため
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皆さんご存じでしょうが、黒部ダムのレストハウスには「黒部ダムカレー」なるものがあります。
これを食べずに黒部ダムは語れません。
もちろん僕も食べたことがあります。
ボリューム満点のカツカレーです。
先日、ある先輩プレイヤーから東京でもダムカレーが食べられるという情報を聞きました。
で、調べて見たら、ありました!
東京都墨田区の「割烹三州家」さん。
メニューによれば、
「アースダムカレー」(630円)
「アーチ式ダムカレー」(735円)
「重力式ダムカレー」(840円)
「ライスフィルカレー」(945円)
とのこと。
こちらで詳しく紹介されています。
http://wwwsoc.nii.ac.jp/jdf/Dambinran/binran/TPage/TPDKare.html
(ダム好きの総本山、「ダム便覧」さん内の直接リンクです。支障があったら言ってくださいね!)
近いうちに食べに行ってきます。
必ずや、近いうちにアーチ式ダムカレーをば。
自転車で!(?)
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昨日の午前中、盛岡の皆さんの好意によりダム見学ツアーが開催されました!
普段見れない発電所の中まで交渉して見学できるようにしてくれたみたい。
いやぁ、楽しみ!
目的地は「岩洞ダム」と「岩洞第一発電所」
上の写真は道行きにあったダム、「綱取ダム」
ゆっくり眺めたいところだけれど先を急ぎます。
これももちろんダムの仲間。
土を盛って堰堤を作ったいわゆるアースフィルダム。
と、思ってよく見たらコンクリートで出来ている!
古くから使われた取水用のダムのようで、奥に水門が見えます。
昔は土や岩で出来ていたんでしょうね。
超越流がどんどん堰堤を越えていきますから、このダムの寿命は短く、壊れたらまた作り、の繰り返しなのでしょう。
岩洞第一発電所に到着すると、僕らを待ちわびたのか作業員の方々が数人外で出迎えてくれました。。
ここは、なんと地下300メートルのところに穴を掘って作られた、盛岡最大の発電所。 その地下の穴倉にこのインクライン(急峻なケーブルカー)で降りていきます。
なんたって30メートルも地下に潜るんですから所要時間も15分以上かかります。
さあ、いざ地の底へ!ちょっとひんやりするけれど、それでも思ったよりも寒くはなく、むしろ快適。
ここは光も空気も通わない地の底。
新鮮な空気を入り口から絶えず送り込んでいるそうです。
内部は巨大な2基の発電機。
ここは有効落差400メートルにも達する水力発電所。
少ない水量でもこれだけの落差があれば、そのエネルギーは莫大になります。
なんたって75トンもある発電水車を回しちゃうんだから!
こういう場合には少ない水量・高い落差に適した水車、「ペルトン水車」が使われています。http://homepage1.nifty.com/youchin/Dam/dam-001-2-1.html
現在発電機は稼働中。
ピーク時の半分ぐらいの出力だそうです。
最大時の出力では4~6万世帯の電力を賄えるというから、これも驚き。
内部では露わになった主軸が回転をしているのが見えます。
それほどの高回転ではなく、それがかえって巨大な物体の運動エネルギーを感じさせます。
止めるときも、水流をカットした後にも水車は止まらず、惰性でしばらく動き続けます。
長い時間がたってようやくスピードが15%(4分の1)ぐらいに落ちたところでぎゅ~っとブレーキをかけるんだそうです。
いやあ、久しぶりにダムを堪能しました。
これを機にホームページのほうの「ダムページ」もリニューアル・・・しようかな。
http://homepage1.nifty.com/youchin/Dam/dam-index.html
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